Yoshizawa Lime Industry Co.,Ltd.

ごあいさつ

 平素は格別のご高配を賜り誠にありがとうございます。当社ホームページをご覧いただきありがとうございます。

 当社は、1873年創業の無機材料素材メーカーです。栃木県佐野市葛生地区に賦存する豊富な石灰石・ドロマイト資源を活用して、採掘・製造・研究・販売を一貫して行っています。本社を葛生地区に置き、工場・事業所は葛生・君津・秩父・田沼、営業所は東京・仙台にございます。

 当社の製品は生石灰・消石灰・軽焼ドロマイト・水酸化ドロマイト・タンカル(重質炭酸カルシウム)・PCC(軽質炭酸カルシウム)等があります。主な用途は、製鉄業において鉄を精錬するための副原料、軟弱地盤を強化するための土質改良剤、酸性土壌をアルカリ化する農業用肥料、排煙に含まれるNOx・SOx等や汚染土壌・排水に含まれる重金属等を除去する環境向け製品があります。製紙業では、パルプの生産や紙の顔料・填料として使用されています。石灰製品は人の生活基盤の必須なモノに使用されながらも、使い方が認知されていない部分があり「縁の下の力持ち」的な役割になっております。

 当社のポリシーは「会社を通して人を育てる」です。会社の成長と人の成長が同一線上にあると考え「人を育てる」「技術を磨く」「継承していく」ことを重視し、これこそがお客様への良質な仕事、社員の生活の充実に繋がると信じています。

 当社は重厚長大な設備を稼働させて生産活動を行っています。機械・電気などの設備維持管理が日々重要となっています。それだけでなく、将来へ計画的な設備投資、故障が顕在化する前の予測的な更新投資を実践し、あらゆる業務にAI・ロボット等、デジタル化の可能性に挑み、お客様への安定的な供給体制構築とともに効率的な生産を追求してまいります。

 2050年に向けた脱炭酸化は、当社においても長期的な課題と認識しております。こういったはっきり答えが見えてない課題こそが、吉澤石灰工業150年の挑戦の歴史・経験を存分に発揮する場面と考えています。個社でやることはもちろん、業界・地域・異業種など連携して実行すること等、より良い解を考えてまいります。

 結びとなりますが、「安全に勝るものなし」社員の安全対策、環境保全を怠ることなく、地域社会と協調しながらお客様のニーズに応えてまいります。皆様におかれましては、今後とも一層のご支援ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

2025年4月 代表取締役社長 松原維一郎

代表取締役社長 松原維一郎

代表取締役社長経歴

 
生年月日
1974年(昭和49年) 2月 1日
1.学 歴
1992年(平成 4年) 3月 私立駒場東邦高等学校卒業
1999年(平成11年) 3月 東京工業大学(現:東京科学大学)
           工学部社会工学科卒業
2.職 歴
2010年(平成22年) 5月 吉澤石灰工業株式会社入社
2015年(平成27年) 4月 取締役兼執行役員常務就任
2019年(平成31年) 4月 代表取締役社長就任
3.関係団体に関する経歴
2019年(平成31年) 4月 日本苦土カルシウム肥料協会理事
2019年(平成31年) 4月 栃木県砕石工業協同組合理事
2019年(令和元年) 11月 石灰石鉱業協会理事
2020年(令和 2年) 7月 日本石灰協会副理事長
2024年(令和 6年) 6月 栃木県石灰工業協同組合副理事長
2025年(令和 7年) 2月 日本石灰協会 石灰GX-ETSプロジェクトリーダー

経営理念

石灰石、ドロマイト等の資源を軸に独自の技術力を加え、常にユーザーのニーズに合った商品を合理的に造り、企業の永続的発展をめざす。併せて従業員の人間形成を図り、職場を生き甲斐の場とすることに努める。それが従業員の生活安定と向上につながり、社会に貢献できる道と信ずる。

MISSIONミッション

評価される技術力で持続可能な未来を拓く

VISIONビジョン

既存分野を高め、迅速かつ柔軟にチャンスを掴む

VALUEバリュー

  1. より多くの価値を生むのは、資源の本質を理解し活用すること。
  2. 常に顧客の声を重視し、社会のニーズに合致した
    商品を提供することが我が社の責任である。

経営理念を実現するための指針(経営理念の指針8ヶ条)

  1. ユーザーのニーズに応える商品をつくろう
  2. 誇りと使命感を持って仕事にはげもう
  3. 前向きな姿勢で仕事に取り組もう
  4. 相手・次工程のことを考えて行動しよう
  1. ムダ・ムラをなくし効率よく仕事をしよう
  2. お互いに切磋琢磨し自己を向上させよう
  3. 職場の中に喜び楽しみを見出そう
  4. 企業の発展を図り物心両面で社会に貢献しよう